「プロパンガス会社の変更を考えている」
「賃貸物件でもプロパンガス会社の変更はできるの?」
「プロパンガス会社の料金相場について知りたい」
引越しの際には、水道や電気の使用開始手続きが必要となるものです。
では、賃貸物件のプロパンガスの場合はどのように手続きを行うものなのでしょう。
実は、引越し先がマンションやアパートである賃貸物件の場合、ガス会社を探す必要はありません。
多くの場合、大家さんや管理会社の方ですでに契約するプロパンの会社を決めているからです。
ただし、戸建ての場合は自分でガス会社を探さねばならないケースがあります。
賃貸の戸建ての場合は、ガス会社の料金プランなどを比較・検討できるインターネットサイト等を利用して、契約予定のガス会社に連絡する必要があるのです。
一方、アパートやマンションの場合は、そうした手間がありません。
大家さんや管理会社に、あらかじめ契約先のプロパンガス会社の連絡先をヒアリングし、その会社に連絡を行います。
その上でプロパンの開栓の予約日を決めるというのが、大まかな流れです。
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目次
プロパンガスの開栓は立ち合いが必要
プロパンガスの開栓は、賃貸かマイホームか関わらず立ち合いが必要となります。
所要時間は15分から20分程度なので、それほど構える必要はありません。
このときには、ガス会社の方から各種器具の使用方法と説明があり、そして最後に口座振替用紙が渡されます。
クレジットカードでも月々の使用料金を支払い出来る会社がほとんどですので、用紙にクレジットカードの選択肢があればそこにチェックを入れ、情報を記載することも可能です。
独特の手続きは、住むマンションやアパートの大家さんや管理会社の意向によっては保証金を支払うことがあることでしょう。
保証金について
保証金は、もしも使用料金が支払えなかった場合のリスクに備え、ガス会社が事前に入居者から預かるお金のことです。
居住期間中、使用料金の未納が無ければそのままその保証金は手元に戻ってきます。
相場は1万円程度ですので、開栓立ち合いの際にガス会社の方に直接支払うことがほとんどです。
この時、注意したいポイントは保証金をガス会社が受け取った際には必ず預り証が発行されるという点と言えます。
この預り証は、退去する場合などに保証金を返金してもらう場合に必ず必要となるものです。
大切に保管し、退去の場合などには忘れずにガス会社に提出しましょう。
大家さんや管理会社が決めたプロパン会社以外と契約することは出来ない
賃貸でプロパンガス会社と契約する際に、知っておきたいポイントもあります。
基本的に大家さんや管理会社が決めたプロパン会社以外と契約することは出来ない、という点です。
変更したいという場合には、管理している方々の許可が必要となります。
もしもこの交渉で変更可能という回答を得られたのであれば、自分が契約したいガス会社に切り替えることが出来るのです。
ところが、そのまま契約変更とはならない可能性もあります。
既存のプロパン会社から見れば、中途解約となってしまいますから、その分の消費設備の残り費用が必要となるのです。
部屋を借りて間もないと言う状態であれば、わざわざ会社が配管工事や消耗器具の取付けを行ったというコストだけがかかったということになってしまいます。
日が浅い内にプロパン会社の契約変更をするのは、基本的に難しいと覚えておきたいものです。
料金が高過ぎると感じた場合
プロパン会社の変更がしたいという時は、ほとんどの場合が自分の部屋で使用しているガス料金が平均よりも高いと知ったときやプロパンガスそのものの料金が高額であると気づいたときでしょう。
料金が高すぎるのではと思ったときは、まず検針票や料金請求書の金額をチェックします。
その上で石油情報センターなどで提示されている「世帯別のガス月別使用量」と「全国平均価格」を確認すれば、正確な情報を手にすることが出来るものです。
広告やテレビコマーシャルだけで判断するのではなく、自分の世帯人数ではどのくらいガスを使うものなのか、あらかじめ把握しておくべきと言えます。
インターネットサイトでは、世帯人数だけではなく使用する月も入力することでより正しいガス使用量を知ることが出来るサイトがあるので、活用することも視野に入れておくべきです。
【参考】一人暮らし必見!賃貸アパートのプロパンガス料金が高い理由
賃貸物件でプロパンガス会社を変更する場合
賃貸物件に住んでいる場合、途中でプロパンガス会社を変更することは難しいものですが、クリアすれば良い問題ははっきりしています。
初期設備などの残存金額を変更先の会社に負担してもらえるかどうか確認することが、第一です。
新しい会社がこの設備の問題をクリアしてくれるのであれば、金銭負担でもめることはありません。
第二が物件オーナーの方への交渉が可能かどうかという点です。
承諾さえ取れれば問題はありませんが、オーナー側にはガス会社との関係や初期設備を整えてもらったという付き合いもあります。
無視して契約を進めることだけはないようにすべきです。
最初のガス設備の投資が完全にガス会社に戻るのが、約15年と言われています。
部屋が築15年以上のものである場合は、比較的速やかに変更可能の希望が受け入れられると言われており、これを目安としてオーナー側と交渉することがおすすめです。
まとめ
ガス会社の変更の際は、相応の手続きと話し合いが必要であることを覚えておきましょう。
最終更新日 2025年4月29日 by rwcollec